確信犯

In Her Defense

スティーヴン・ホーン / 早川書房 / 2001/08/20

こりゃだめだ

 著者は弁護士で、本書はデビュー作のリーガル・スリラー。帯にクライブ・カッスラーによる賛辞が載っていていやな予感を覚えたのだが、その予感は当たっていた。『ビッグ・ピクチャー』『仕事くれ。』のダグラス・ケネディに似た、ダメ軽薄饒舌中年男の回復物語。一時期、ジェイムズ・クラムリーとかローレンス・ブロックなどに代表される、酔いどれダメ中年男の回復物語のハードボイルド小説が量産されて辟易したことがあったが、同じダメでも軽薄で饒舌だともっとダメだということがよ〜くわかった(念のため書いておくが、クラムリーとブロックは好き。最近のブロックはちょっと勘弁だが)

 読むに値しない。

2001/9/23

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