ホンモノの日本語を話していますか?

金田一春彦 / 角川書店 / 2001/04/10

★★★★

楽しい話がいろいろと

 日本語に関するエッセイ。曖昧だとか主語がはっきりしないなど、日本語とそれを使う日本人の欠点として語られがちな特性をポジティブなものとして称揚する試み。豆知識もいっぱい仕入れることができる。

 金田一春彦は言語の変化に関して非常にリベラルである。本書では、21世紀の日本語がどのように変わるかという予想として、(1) 女性語と男性語の区別がなくなる、(2) 子音が増える、の2つを挙げている(211ページ)。また、どちらの変化も、日本語にとって別に新しいことではないと指摘する。

2002/1/10

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