待たれていた男

Dead Men Living

ブライアン・フリーマントル / 新潮社 / 2002/02/01

★★★★★

やはり面白い

 チャーリー・マフィン・シリーズ11作目。シリーズの前作は『流出』である。

 シベリアのツンドラ地帯で第二次世界大戦当時のアメリカ人、イギリス人、ロシア人の死体が発見され、英米露の合同捜査チームが結成される。チャーリー・マフィンは英国代表としてこのチームに参加し、自国の官僚による悪巧みをかわしながら事件の謎を解く。

 このシリーズは続けて読むと少し飽きるかもしれないのだが、こうやって1〜2年の間隔で新刊を読んでいると、ちょうど欲求が高まってきた頃にそれが満足させられて、毎回楽しめるのである。ちょっとひねったスパイ小説ファン向けのロマンス小説のようなもので、細かいところの出来は実はどうでもいい。本作も大いに楽しんだ。

2002/2/3

検索ページへ 目次へ 前へ 次へ