不思議の日米関係史

高坂正尭 / PHP研究所 / 96/10/31

★★★

未完の力作

 ペリーが来航する少し前から第一次世界大戦頃までの日米関係を、さまざまなエピソードを軸に軽いタッチで述べていく本。著者は第二次世界大戦の頃まで書き続けたいと考えていたらしいが、病のために途中で終わった。

 帯には「著者のライフワーク」とあるが、論文のような体裁を採らず、軽い読み物としているところに、敢えて、歴史書を書こうとした意気込みが伝わってくる。美しい本だと思いました。

1998/3/27

TRCの該当ページへ

検索ページへ 目次へ 前へ 次へ