FBIはなぜテロリストに敗北したのか

青木冨貴子 / 新潮社 / 2002/08/30

悪いタイプの日本的ノンフィクション

 9/11のテロリスト攻撃の実行犯の軌跡を追うという内容。

 英語の文献を漁って適当にまとめましたという感じの、悪いタイプの日本的ノンフィクション。巻末に参考文献一覧が載っていることがいちおうの救いだが、個々の記述がどれを根拠にしているかがわからず、記述そのものに著者の主観的意見が入り混じっていて、これだったら読まない方がマシという感じの本だった。

 この人が事件直後に出した便乗本『目撃 アメリカ崩壊』は、本屋で立ち読みして気分が悪くなった記憶がある。

2002/10/20

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