過信の結末

太平洋戦争六大決戦(下)

秦郁彦 / 中央公論社 / 98/04/18

★★★★

安心して読める戦記

 上巻のまえがきより引用。

本書は、第二次大戦の太平洋戦場で、日本の運命を左右した六つの決定的戦闘をとりあげた上巻(第一〜六章)と、同じ舞台から拾いだした七つの側面史的なエッセーによる下巻(第七〜十三章)から成りたっている。
(中略)
この本は一九七六年、読売新聞社から『太平洋戦争六大決戦 - なぜ日本は破れたか』の題で刊行され、一九八四年、加筆・修正の上『実録 太平洋戦争』と改題して、光風社出版より出版された。

 上巻は『錯誤の戦場』

 章立ては、「ミッドウェーの索敵機」、「ダーウィン上空の零戦」、「暗号戦争」、「風船爆弾」、「ハルゼー小伝」、「南太平洋物語」、「太平洋戦跡旅行記」。

 「南太平洋物語」は、ミュージカル『南太平洋』の原作『南太平洋物語(Tales of the South Pacific)』(ジェームズ・ミッチェナー)との絡みで、バリハイのモデルを探究するなどということをしている楽しい小文。「太平洋戦跡旅行記」は、まだ戦争の跡が残っている時期(1960年代前半)に、太平洋の島々を訪れたときの旅行記。

1998/7/17

TRCの該当ページへ

検索ページへ 目次へ 前へ 次へ