Toward A True Alliance

Restructuring U.S. - JAPAN Security Relations

Mike M. Mochizuki, Editor / Brookings / 97/01/01

★★★★

日米同盟推進派の学者たちによる論文集

 The Brooking Institutionと野村総研の共同執筆。日米同盟の現状を分析し、最後にPolicy Recommendationを付している。立場としては、英語でいえばrealist、日本語でいえばタカ派。

 第1章は"A New Bargain for a Stronger Alliance"、Mike M. Mochizuki。ソ連崩壊後も日米同盟を維持すべき理由を概括する。

 第2章は"American and Japanese Strategic Debates: The Need for a New Synthesis"、Mike M. Mochizuki。防衛戦略に関する、アメリカと日本におけるディベートの総論。

 第3章は"The Security Environment in East Asia"、Sathoshi Morimoto。東アジアの現状の概論。

 第4章は"Economic Interdependence and Security in the East Asia-Pacific Region"、Takuma Takahashi。経済環境の総論。

 第5章は"A Tighter Japan-U.S. Alliance Based on Greater Trust"、Satoshi Morimoto。別になんてことない。

 第6章は"Restructuring U.S. Forces and Bases in Japan"、Michael O'Hanlon。日本の米軍基地の現状の紹介と提言。

 第7章は"Theater Missile Defense and the U.S.-Japan Alliance"、Michael O'Hanlon。戦域ミサイル防衛(TMD)が必要であることを説く。

 第8章は"Policy Recommendation"。

 まあ日米同盟の支持者がどのような議論をするのか、ということの参考にはなった。

 第6章の、日本に米軍基地が置かれていることの経済的意味合いの分析は興味深い。第2章のディベートのまとめも面白い(非常に偏ったまとめだが)。第7章のTMDに関する議論は参考になる。

 感想としては。。。Policy Recommendationというものが書けるというのは、やっぱり強いよなぁ、という感じ。

1998/12/15

amazon.comの該当ページへ

検索ページへ 目次へ 前へ 次へ