パートナー

The Partner

ジョン・グリシャム / 新潮社 / 98/10/25

★★★

単純だが読ませる

 法律事務所から9000万ドルという巨額の金を盗み、交通事故で死んだものと見せかけてブラジルに身を隠していた弁護士が捕まって、アメリカに送還されるというところから物語を始め、事態が進展していくにつれ、その弁護士が用意しておいた仕掛けが次々と明らかになっていく、という話。主人公がその仕掛けをなかなか周囲の人に話さないので、読者も徐々にしか事態を理解していけないという構造。残念なことに、真相が判明していくプロセスはそれほどかっこいいものではない(主人公が昔の友人に適当なタイミングで話す、というベタな手法が使われている部分が多い)。

1998/12/24

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