クルーグマン教授の経済入門

The Age Of Diminished Expectations: U.S. Economic Policy in the 1990s

ポール・クルーグマン / メディアワークス / 98/11/05

★★★★

わかりやすいように書かれているようで、よくわからない

 1994年に書かれた、アメリカ人向けのアメリカ経済をやさしく語った解説書(その後改版あり)。原題は、アメリカ国民の(経済への)期待が低くなっているから、ひどい状況なのになんとなくうまく行っているように見えているのだ、という主張。

 政治的主張をせず、語れることだけを語るのだというスタンスのようだが、「ここまでしか語れない」ということ自体が政治的主張であるわけだ。変数の数を抑える->政府による介入を留める、しかしケインジアンという、たぶん本流の立場。論拠となるデータが多く使われていてありがたい。

1998/12/24

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