間違いだらけの経済論

天動説に等しいトンデモ論にだまされるな

野口旭 / ごま書房 / 99/02/05

★★★★

これは許容しうる

 「と学会的本」であった『経済対立は誰が起こすのか』の著者。1998年末の状況までをカバーして、正統的な新古典派の国際経済学の立場から俗説を切るという本だけれども、今回の本は自らの主張を押し出している部分が強くて(要するにバカを攻撃するだけではない)、ずっと許容しうるものだった。また、石原慎太郎などの、ポスト・バブルのナショナリズムの1つと分類できるような、日本の俗流経済学説を批判する部分は、いまぜひとも必要な記述なんだろう。

1999/2/14

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