日本社会がオウムを生んだ

宮内勝典、高橋英利 / 河出書房新社 / 99/03/20

★★

どうもねえ

 高橋英利は、早い段階でTVなどでオウム批判をしていた元信者。『オウムからの帰還』という本があったが、素朴理系少年なんだという印象ぐらいしかなかった。

 宮内勝典が中小企業のおやじっぽくなっていたので驚いた。

 幼児期のキリスト教教育はワクチン接種のようなものであるという友人の言葉を思い出した。そのままキリスト教者のままであれば、(よほど変な宗派じゃないかぎり)害は及ぼさないし、教育のせいで宗教嫌いになれば、成人して変な宗教にひっかかることもない。高橋英利はまさにこのワクチン接種を受けなかったために変なふうになっちゃった人の典型である。

 そういうわけで、高橋英利には、キリスト教なりイスラム教なりの穏当な宗教に入信するのがいいんじゃない、という助言をするしかないように思う。あまりに非世俗的な宗教に行く器じゃない、ということで。

 本書の内容については……。役に立つところは何もないといってよさそう。

1999/3/25

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