哲学教授を辞めて探偵になった男

Gumshoe: Reflections in a Private Eye

ジョサイア・トンプソン / 草思社 / 99/06/04

★★★

私立探偵の事件簿

 著者は哲学終身教授の職を捨てて私立探偵になった人。この人が初期の頃に手がけた事件を回顧して書いたノンフィクションである。これだけ書くと、どれほど面白い本かと思うかもしれないけど、これって実はアメリカの安っぽい犯罪実録ものペーパーバックの類なのかもしれない。

 実際の探偵の仕事は、普通の探偵小説のようなはっきりとした結末を迎えない。「その10年後」というようなエピローグももちろんない、ということを強調しているところは目新しい。

1999/8/22

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