慰安婦と戦場の性

秦郁彦 / 新潮社 / 99/06/30

★★★★★

力作

 太平洋戦争当時の慰安婦問題に関する本の決定版というべき包括的な本。「戦場の性」に限らず、そのバックグラウンドとなる20世紀前半の売春、公娼制の事情についても広く言及している。もちろん近年の論争のコンテキストでの喧嘩の文章も含まれていて、相変わらず元気な人である。

 著者が好きか嫌いかは別として、資料として面白く読めると思う。

 なお、ちょっとばかり関連する興味深い本として『セクシュアリティの帝国』

1999/8/23

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