二十世紀を精神分析する

岸田秀 / 文藝春秋 / 99/10/10

★★★

エッセイ集

 コンテンポラリーな話題を扱った岸田流のエッセイ集。1996年10月に出た単行本が文庫化されたもの。

 まあ、とりあえず読んだということで。ちなみに本のタイトルともなっている「二十世紀を精神分析する」という論考は、比較的長文で読み応えがある。

 岸田秀は「倫理」の人であり、彼流の「唯幻論」は彼の倫理的な世界観を支持することを目指した合目的的な論であるということを改めて感じた(彼自身もそんなことを書いていたような気がする)。

1999/10/18

TRCの該当ページへ

検索ページへ 目次へ 前へ 次へ