21世紀維新

栄える国と人のかたち

大前研一 / 文藝春秋 / 99/10/20

★★

まあ別に

 サイバー空間とリアル空間が併存する「ハイゼンベルク空間」というコンセプトを軸に、20世紀末のアメリカ、ヨーロッパの政治経済事情を解説するという本と紹介すれば、本書の安っぽさがよくわかると思う。アメリカの対抗勢力としてのユーロ・ランドの重要性を説き、近い将来にはドルとユーロの関係が安定することは不可避であると述べ、日本人がんばれと鼓舞する。まあそういった感じの本。

 大前研一一般については、続けて読んだ『一人勝ちの経済学』の項を参照。

1999/11/7

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