「朝鮮戦争」取材ノート

萩原遼 / かもがわ出版 / 95/06/25

★★★

著者の取材や調査の内幕話

 『ソウルと平壌』『北朝鮮に消えた友と私の物語』の萩原遼が、『朝鮮戦争』のための取材を行っていた時期のエピソードを記しているエッセイ集。第4章には『諸君』に掲載された、和田春樹東大教授の批判に対する論争的な反論が載っている。

 全体的に瑞々しい感性を持っている人、悪くいえばナイーブな人で、著者の年齢や経歴にそぐわないような感じもするんだが、そういう純粋さが『北朝鮮に消えた友と私の物語』のような名著を生み出したわけだ。第3章の「私の会った朝鮮現代史の生き証人」にはスパイ小説のような迫力があった。

1999/12/18

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