日本の経済発展と金融

計量経済学的研究

伊藤史郎 / 晃洋書房 / 97/03/20

★★★★★

近代以降の日本を題材にした計量経済学

 はしがきから引用(iページ)。

本書は、日本経済が19世紀中葉に近代化をスタートさせて以来、経済成長と景気循環の交錯の中で経済発展を遂げてきた過程とその過程で果たした金融の役割を、実証的計量経済学的に研究することを目的とするものである。
日本経済の歴史的経験を計量経済学の手法で分析するというこのような課題の中でも、本書のキー・ワードは、景気循環、産業構造と技術進歩、マクロ経済活動と金融、金融政策の波及経路、ケインジアンとマネタリスト、ルールと裁量である。

 本書の柱は、戦前の農業と戦後の製造業を対象として行われる景気循環の分析と、戦後の金融政策の影響と妥当性の分析の2つである。ちゃんとした計量経済学で、大学院レベルの内容か? ちなみに後の方のトピックの結論は「裁量よりもルール」。

2000/1/30

TRCの該当ページへ

検索ページへ 目次へ 前へ 次へ