台湾の選択

両岸問題とアジアの未来

トゥ照彦 / 平凡社 / 00/02/17

★★★

ちょっと焦点が絞られていないか

 著者のトゥ照彦の「トゥ」は徐のギョウニンベンをニスイに変えた字。「照彦」の部分は「ツァウエン」。台湾人だが、東京大学で経済学の博士号をとり、名古屋大学教授の職にある。専門は国際経済論とのこと。

 本書は、2000年3月18日に行われる総統選を見据えて書かれた本らしいが、急いで書いたのか、あまり焦点が絞りきれていない内容となっていた。いわゆる「国際経済論」もちょっと怪しい感じ。台湾の国情の紹介もどうにもまとまりがつかないのだが、これはかえって信憑性を増す要素だと受け止めた方がよいのか? 日本の政情を紹介した記述があんまり明解だとかえって信憑性が薄くなるというようなもので。

2000/3/4

TRCの該当ページへ

検索ページへ 目次へ 前へ 次へ