ジャパン アズ ナンバーワン

それからどうなった

Japan as No. 1?

エズラ・F・ヴォーゲル / たちばな出版 / 00/05/21

★★★

日本向け企画本か?

 『ジャパン・アズ・ナンバーワン』のエズラ・F・ヴォーゲルが、2000年の段階で書いた本。英語からの翻訳だが、日本人向けに書かれており、英語版は存在しないようだ。また、内容も本格的なものではなく、どちらかといえば個人的な事情に重点が置かれたエッセイである。

 しかし、興味深いエピソードが詰まっている。1950年代に初めて日本を訪れたときの様子とか、1990年代にジョセフ・ナイ(『ダーティー・ハンズ』)とともにアメリカ政府の仕事をしたときのこと、ハーバード大学のアジア研究の重鎮としての立場からの、アメリカにおける日本/アジア研究の紹介(『透視される日本』)など。全体として、オレは日本の重要人物に友達が多いんだぞという自慢話が多いのだが、定年退職した学者の思い出話ということで。

2000/6/2

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