お笑い創価学会 信じる者は救われない

池田大作ってそんなにエライ?

佐高信、テリー伊藤 / 光文社 / 2000/07/30

★★★

力及ばずという感じか

 テリー伊藤(『大蔵官僚の復讐』)と佐高信の対談。創価学会と池田大作に対する批判は、長年にわたって行われてきたが、それでも創価学会が内部から崩壊しないのはなぜなのかというところに視点を置くという発想はよいのだが、実際の対談の内容がねえ。やっぱり力及ばずなんじゃないの、という気がした。このあたり、テリー伊藤の「お笑い」シリーズに共通する特性。巨大なものに挑戦して跳ね返されているという感じ。

 その合間に「テキスト」として創価学会関連の既存の記事が再録されており、こちらの方は面白かった。特に、1964年に書かれた小田実の文章の強靭さに感動した。

 佐高信が「批判者の系譜」と題された文章で、創価学会/公明党に対する批判者のリストに、藤原弘達と内藤国夫とともに野中広務(『私は闘う』)をさりげなく加えているのは面白かった。この人のユーモアのセンスはときどきツボにはまる。

2000/8/12

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