父親の進化

仕組んだ女と仕組まれた男

小原嘉明 / 講談社 / 98/03/24

★★★★

穏当だが、最後の方で少し人間についても言及している

 「妻子につくす父親」というものが生物界で珍しいことを説明し、人間のオスがなぜそのような父親になったのかを論じている本。オスの「親による投資(parental investment)」がなぜ行われるのか、ということである。

 似たような話題を扱っている『精子戦争』と比べると非常に穏当。最後の方の、人間について触れている箇所は、いくぶんsexistのような気もするが、著者はそのことを十分に自覚していているからOK。

1998/5/23

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