大統領の娘

President's Daughter,The

ジャック・ヒギンズ / 角川書店 / 00/09/25

これはちょっと耐えがたい

 ジャック・ヒギンズを久しぶりに読んでみた。IRA出身のショーン・ディロンを主人公とする冒険小説。

 かつてヒギンズが面白かった時期があったということが信じられないような作品だった。本人は昔もいまもまったく同じことをやっているのかもしれないのだが、1997年の時点(訳書は2000年に発行)でこの能天気さはさすがにきつい。最近読んだもののなかでは、『キリング・フロアー』が、ヒギンズ的な冒険小説を現代に蘇らせようとする試みとしてそこそこ成功していたように思うのだが。

2001/2/10

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