スキャンダル

Legalese

Glenn Jordan / James Garner,Gina Gershon,Mary-Louise Parker,Edward Kerr,Kathleen Turner / 1998

★★★★

手慣れたTVドラマという感じだ

 『スキャンダル』というタイトルの映画はたくさんあるが、これは1998年のTVムービー。監督のグレン・ジョーダンはTVムービーをいっぱい作っている人のようだ。

 ジェームズ・ガーナーが老練な弁護士、メアリー=ルイーズ・パーカーが遣り手弁護士、ジーナ・ガーションが殺人容疑で逮捕されるモデル、エドワード・カー(TVシリーズの『シークエスト』に出ている人のようだ)が新進弁護士、キャスリーン・ターナーがTVレポーター。

 あまり深刻に考えずに楽しむ、2時間枠のTVドラマという感じなのだが、これがまた面白い。ジェームズ・ガーナーは成功した弁護士として大きな事務所を完璧にコントロールしており、映画全体をもコントロールしているという感がある。それに若手弁護士のエドワード・カーが振り回されるんだけど、グリシャム原作の映画のように深刻にならず(なんせ70年代のお気楽犯罪映画風の軽いジャズ音楽が背景に流れる)、TVムービーの質感のまま話が進んでいく。

 メアリー=ルイーズ・パーカーが珍しい感じの「ミステリアスな女」を演じている。つねに目をカッと見開いていて、何を考えているのかわからないのである。これならばエドワード・カーが彼女に振り回されるのも仕方がない。これはTVムービーの質感の中でしかありえない役柄なのかもしれないが、意外なセクシーさが記憶に残りそうな気がする。

1999/12/4

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