ボーイズ・オン・ザ・サイド

Boys on the Side

Herbert Ross / Whoopi Goldberg,Mary-Louise Parker,Drew Barrymore / 1995

★★★★

力技

 ハーバート・ロスの1995年の最新作。1927年生まれだから68歳。ウーピー・ゴールドバーグ、メアリー=ルイーズ・パーカー、ドリュー・バリモアの3人の女性の友情物語。それぞれにきわめて現代的(1990年代的)な問題を抱えており、コンテンポラリーな話によく頑張ってついていっているなぁと感動する。1970年代後半に『グッバイガール』とか『愛と喝采の日々』とか『カリフォルニア・スイート』などのコンテンポラリーな映画を撮っていた人だ。

 ウーピー・ゴールドバーグはまあ普通だとして、「カーペンターズ好きなブロンド」を演じるメアリー=ルイーズ・パーカーがとても良い。『スキャンダル』での奇妙な存在感も記憶に新しいので、しばらく注意していたい。3人のなかでバカっぽい現代娘を演じているドリュー・バリモアもよく、この翌年の『スクリーム』で冒頭数分のシーンだけで映画の格を上げてしまった名演技とも合わせて考えると(同年の『世界中がアイ・ラブ・ユー』でも重要な役割を演じていた)、この人は凄いんじゃないかと思う。彼女は、子役出身者の例に洩れずアルコールとドラッグの問題を抱えていたが、1998年の『ウェディング・シンガー』で本格復帰したという風に受け止められているようなんだけれども、この頃(20歳ぐらい)からすでに良かったということを覚えておこうと思う。

1999/12/22

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