ファイト・クラブ

Fight Club

David Fincher / Edward Norton,Brad Pitt,Helena Bonham-Carter,Meat Loaf Aday,Jared Leto / 1999

★★★

フィンチャーにしては良い方では

 デヴィッド・フィンチャーの最新作。思い返せば、『エイリアン3』はシリーズ中で最もつまらなく(いやほんと、ひどい映画だった)、『セブン』はこけおどしの卑しい映画で、『ゲーム』は語る気にもならない退屈な映画だったけれども、この『ファイト・クラブ』は悪くない。驚いたほどだ。原作と脚本がよかったからだという説もあるけど。

 ブラッド・ピットとエドワード・ノートンの持っている熱みたいなものがよく引きだされている。バカ呼ばわりされることの多いブラッド・ピットだが、私は1997年の『デビル』と1998年の『ジョー・ブラックをよろしく』の最近作2作で彼が見せた存在感を完全に支持しており、役者として急上昇中だと思っている。エドワード・ノートンについては、『ラリー・フリント』は映画自体がどうしようもなかったから仕方がないけど、1996年の『真実の行方』と『世界中がアイ・ラブ・ユー』が素晴らしく、1998年の『ラウンダーズ』は未見だが、いずれにせよ若い頃のダスティン・ホフマンを思い起こさせるような文句なしの「才能のある役者」だと思う。

 映画自体は、まあ穏当なところでしょうか。こけおどしの部分でつねにネタが割れているからあまり悪印象がないということもあるのかもしれないか。

2000/3/20

 『ラウンダーズ』のエドワード・ノートンは素晴らしかった。

2000/4/6

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