25年目のキス

Never Been Kissed

Raja Gosnell / Drew Barrymore,Michael Vartan,David Arquette / 1999

いくらでも面白くなりそうな映画なのにもったいない

 監督のラージャ・ゴスネルは『ホーム・アローン3』を撮っている人(未見)。新聞記者のドリュー・バリモアが高校生のふりをして潜入取材をする。

 非常に面白くなりそうなポテンシャルを持っているのだが、どうしようもない映画になっていた。ポテンシャルが大きい分だけ落胆の度合も大きい。ドリュー・バリモアの高校時代の回想シーンで、彼女がほんとに醜いのが笑えた。現在の彼女が、それほど大きく変わっているようには見えないところがなんとなく変。弟役のデヴィッド・アーケットは人気者という設定だが、どうしてもそうは見えない。などなど、無理がありすぎる。

 ドリュー・バリモアは、このところの『ボーイズ・オン・ザ・サイド』『世界中がアイ・ラブ・ユー』『スクリーム』などで非常に良かったので期待していたのだが、ちょっとこれはいただけない。そういえば『スクリーム』にはデヴィッド・アーケットも出ていたが(接点はまったくないが)、これはそういうクラスの(要するにB級の)映画なのである。そこから逆に、『スクリーム』がいかに奇跡的にうまくできた映画だったかとうことがわかるという仕掛けだ。

2000/4/1

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