メッセージ・イン・ア・ボトル

Message in a Bottle

Luis Mandoki / Kevin Costner,Robin Wright,Paul Newman,John Savage,Illeana Douglas / 1999

★★★

ちょっと長すぎるか

 監督のルイス・マンドーキは『ぼくの美しい人だから』などの人。ケヴィン・コスナーとロビン・ライトのラブ・ロマンス。ケヴィン・コスナーが海に流した瓶詰めのメッセージを拾ったジャーナリストのロビン・ライトが、正体を隠して取材に行き、恋に落ちる。大真面目なストーリーなのだが、この設定が『25年目のキス』と同じであることに気づいた瞬間に、真面目に見る気を失った。

 子持ちの離婚女性を演じるロビン・ライトは、年をとって落ち着いた感じの女性になったが、『プリンセス・ブライド・ストーリー』がこの12年前(1987年)だということを思うと、ちょっと老けすぎじゃないか? 気になって調べたら1966年生まれで33歳。ハリウッド女優というカテゴリの中では、30代後半から40代前半にも見える。まあ、製作にも噛んでいるケヴィン・コスナーに年齢設定を合わせるという配慮もあるのかもしれない。ケヴィン・コスナーは1996年の『ティン・カップ』、1997年の『ポストマン』に続いて良い。自らが製作する映画でよくもこれだけ演技の「見せ場」を作らないなというぐらいに抑えた演技をしており、自信の現れなんだろう。ゲーリー・クーパー流の大根役者を指向しているように見える。

 その他、ポール・ニューマンとジョン・サヴェージという懐かしい名前が登場する。ジョン・サヴェージは『シン・レッド・ライン』にも出ていたようなんだがまったく気づかなかった。実はこの映画でも、ジョン・サヴェージであることに気づかなかった。

 全体としていまどき珍しい正統派純愛ものラブ・ロマンス。面白ければ良かったんだけど、残念なことに、どうしてもご都合主義の部分ばかりが見えてしまうし、ゆったりとした時間の流れももたついているようにしか思えない。

2000/4/21

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