チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁

Bride of Chucky

Ronny Yu / Jennifer Tilly,Brad Dourif / 1998

★★★★

バカ映画だが支持

 人形が殺人をするホラー/スプラッターの「チャイルド・プレイ」シリーズ4作目。といっても、最後の『チャイルド・プレイ3』が作られたのは1991年なので、この作品は「リバイバル」と言ってもよいぐらいだ。監督のロニー・ユーは香港映画を多く撮っている人。

 本作は『スクリーム』のようなインテリジェントな自己言及的パロディ映画で、最初のうちは『毒薬と老嬢』に匹敵するような高度なシチュエーション・コメディになるのかと期待したぐらい順調に進んでいく。残念ながらそのようなインテリジェンスは最後までは持続しなかったが、クールな脚本、なかなか鋭いカメラと編集が、この映画を同種のホラー映画には珍しい品質に仕立て上げている。『スクリーム』以上に良いと思う。

 なお、殺人人形チャッキーの花嫁となるティファニー(の声)を演じるのはジェニファー・ティリー(『セックスの義務と権利』『噛む女』『バウンド』)。この人をこの役に選ぶということ自体がセンスの良さの現われだが、本人もかなりノッて演技をしており、それが良い方向に働いた。彼女が風呂に入りながら『フランケンシュタインの花嫁』"Bride of Frankenstein"(1935)を見て涙を流すシーンがある。

2000/8/30

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