ジャージー・デビル・プロジェクト

The Last Broadcast

Stefan Avalos,Lance Weiler / David Beard,Jim Seward,Stefan Avalos,Lance Weiler / 1998

★★★★★

これは良かった

 設定がよく似ている『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』よりも前に完成していたということから話題になり、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のヒットの恩恵にあずかったドキュメンタリー。

 1995年のこと、「ジャージー・デビル」の謎を追って森に分け入った撮影隊の4人のうち、2人が死体で発見され、1人が行方不明になり、1人だけが生還した。生存者は裁判にかけられ、死体が見つかった2人に対する殺人の罪で有罪判決を受け、獄中で不可解な死を遂げる。この事件に疑問を抱いたドキュメンタリー作家が、撮影隊が残した映像やその他の資料映像をもとに、事件を再構成していくという話である。

 結論として。これは安い製作費で作られた映画としてはとてもよくできている部類に入り、『ジャージ・デビル・プロジェクト』などというおかしなタイトルでビデオ発売されるよりも、ユーロスペースみたいな劇場で公開されるのにふさわしい映画であった。あと、インターネットというトピックを映画内でうまく活用している初の映画として記憶に残しておきたい。なんせ、「その時間帯に、被疑者はIRCでチャットをしていた」ということがアリバイとして採用されるかいなか、みたいな話が出てくるのである。そもそも撮影隊は、インターネットでのライブ・ブロードキャストを行うために森に入ったのだった。

 なお、この映画を見た人のみ、この『ジャージー・デビル・プロジェクト』についてのコメントをご覧ください。

2000/9/12

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