素晴らしき日

One Fine Day

Michael Hoffman / Michelle Pfeiffer,George Clooney,Charles Durning / 1996

ミシェル・ファイファーの勘違いぶりを楽しむ映画か

 どちらも一人で子供を育てているミシェル・ファイファーとジョージ・クルーニーが、交互に子供の面倒を見るなかで、愛を育んでいくというロマンチック・コメディ。

 この映画は、ミシェル・ファイファーがエグゼクティブ・プロデューサーをやっており、本質的に「彼女の映画」という位置づけのようだ。メグ・ライアンの『フレンチ・キス』と同じように、彼女が自分自身をどのように理解しているかがストレートに出てしまう、ある意味ではきわめて危うい映画である。そう思って見ると、この映画のひどさは痛々しい。考えてみると、この前には1996年の『アンカーウーマン』、1995年の『デンジャラス・マインド/卒業の日まで』と、メグ・ライアン以上に勘違いの度合が甚だしい様子が伝わってくるではないか。この映画の相手役にジョージ・クルーニーを選んでしまうところも、センスのなさが露呈したということだろうか。

 何よりもつらいのは、自分のブラジャー姿が観客に対するサービスになると思っているところだ。ちゃんと数えたわけではないが、2、3回、明らかにこれを意識しているショットがあったので間違いない。ああ!

1999/10/16

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