I love ペッカー

Pecker

John Waters / Edward Furlong,Christina Ricci,Lili Taylor / 1998

相変わらずアホな

 ジョン・ウォーターズの監督作品である。私にはこの人が映画を撮り続けていることが信じられない。おそらく人柄がものすごくいいのだろう。

 この映画はほんとうにひどい。あまりにひどすぎるので、かえって肩の力が抜けて素直に楽しむ気持ちが生まれたぐらいだ。たとえば、主人公の少年ペッカーを演じるエドワード・ファーロング(『ターミネーター2』でリンダ・ハミルトンの息子を演じていた人だな)とクリスティーナ・リッチ(『スリーピー・ホロウ』『誘拐騒動/ニャンタッチャブル』『アイス・ストーム』)の投票所の場面とか、ファーロングの幼い妹が野菜を食べる場面などが楽しい。そういうものに笑ってしまうほど、この映画はぎりぎりのところまで行ってしまっている。あ〜、リリ・テイラー(『ホーンティング』)がまったくどうでもいい役で出演している。

 ちなみに私には、『ポリエステル』の公開時に劇場で「オドラマ」を体験したという哀しい記憶がある。

2000/10/25

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