BATS 蝙蝠地獄

Bats

Louis Morneau / Lou Diamond Philips,Dina Meyer / 1999

つまらなすぎる

 監督のルイス・モルノーは『リバース』の人。これと比べるとあれは大傑作だったと言いたくなるほどのつまらない映画。研究所から逃げ出したコウモリが、他のコウモリにもウイルスを移したかなんかして、大群で人間を襲うというパニック映画。

 やたらにカメラを動かしたり、細切れのショットを積み重ねることがサスペンスの醸成につながると考えている勘違い映画だった。この映画の唯一のメリットは、『スターシップ・トゥルーパーズ』で大活躍をしていたディナ・メイヤーを見られるということである。あの映画のディナ・メイヤーは、『スリーピー・ホロウ』のミランダ・リチャードソンと同じく、主役格の女優(デニース・リチャーズとクリスティーナ・リッチ)よりも美しくてかっこよかった。この映画では大した見所はないが、筋肉のついた体を鑑賞することができる。ヌード・シーンはないけど、ノースリーブのシャツを着ているのである。。

 その他、ルー・ダイアモンド・フィリップス(『ブロークダウン・パレス』がヒーロー役で出ているが、ほとんど意味なし。

DVDメモ。日本版

 メインキング、予告編、監督とルー・ダイアモンド・フィリップスによる音声解説トラック。

 さすがに監督もルー・ダイアモンド・フィリップスも、これがひどい失敗作であるということはわかっていると思うんだが、空元気で解説をしている。苦行だったことだろう。あまりにも哀しいので、音声解説トラックは最初の30分ぐらいで聴くのをやめた。メイキングでは、ルー・ダイアモンド・フィリップスが「これはヒッチコックの『鳥』のコウモリ版だ」などと言っている。

2000/11/9

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