クロッシング

Blowback

Mark L. Lester / Mario Van Peebles,James Remar,Sharisse Baker / 1999

これは最悪

 監督のマーク・L・レスターは手堅い(しかしあまり面白くない)映画を作る人という印象があったのだが、これはちょっとまずい。宗教がらみの連続殺人もので、『セブン』とか『レザレクション』よりもダメな映画。これを見ると、前者2本が非常に良かったと思ってしまうぐらいだ。

 マリオ・ヴァン・ピーブルズが刑事。殺人鬼がジェームズ・レマー。ピーブルズのパートナーとなる女刑事がシャーリース・ベイカー。もう話にならないダメさなのだが、一番ダメだったのは、殺人鬼のジェームズ・レマーの扱いだろう。彼はキリスト教狂いの連続殺人鬼として死刑になるのだが、そこから蘇って暗殺者となる。その暗殺者となった彼が、キリスト教狂いという印象とはかけ離れたやたらに世慣れた男になっちゃうのである。実際、ピーブルズよりもクールでかっこよく、私はレマーの方を応援したくなったぐらいだ。だいたい、次の被害者候補のリストが手元にあるのに、ガードをつけるどころか、その人々に連絡さえしない抜け作の刑事なんである。

DVDメモ。日本版。

予告編。

2000/11/30

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