白い刻印

Affliction

Paul Schrader / Nick Nolte,James Coburn,Willem Dafoe,Sissy Spacek,Mary Beth Hurt / 1998

★★

ちょっと一本調子か

 ポール・シュレーダー監督作品。ラッセル・バンクスの原作の映画化である。ビデオのタイトルは『アフリクション 白い刻印』となった。

 父親による家庭内暴力の世代間継承というテーマに焦点を当てすぎて、ちょっと薄っぺらい話になっている。たしかに主人公を演じるニック・ノルティは頑張っているのだが、頑張れば頑張るほど嘘っぽくなるのはおそらく脚本のせい。ちょっと一本調子なのだ。

 父親を演じるのはジェームズ・コバーン。ニック・ノルティと同じように脚本の犠牲者である。語り手である弟はウィレム・デフォー。あまり出番なし。恋人を演じるのはシシー・スペイセク。まあ普通。元妻を演じるのはメアリー・ベス・ハート。懐かしい名前だ。

 同じラッセル・バンクスの原作を映画化した『スウィート・ヒアアフター』と比べると、こういう話でリキの入った演技合戦をしてはならないということがわかる。

DVDメモ。日本版

予告編、メイキング。

2001/1/1

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