ユニバーサル・ソルジャー/ザ・リターン

Universal Soldier: The Return

Mic Rodgers / Jean-Claude Van Damme,Michael Jai White,Heidi Schanz,Kiana Tom,Bill Goldberg / 1999

だめなのはわかりきっていたので

 監督のミック・ロジャースはスタント班出身の人で、これが第1作。1992年の『ユニバーサル・ソルジャー』の続篇である。

 まったく何も期待せず、というか最悪のものを期待して見始めたので、何がどうなろうとショックは受けなかった。今回のジャン=クロード・ヴァン・ダムは、新世代のユニソル(映画の中でそう呼んでる)の開発に(どういう形でかはしらないが)参加している技術者かアドバイザーかなんかで、なぜか普通の人間に戻っている。そしてこの新世代のユニソルたちが反乱を起こしたコンピュータSETHの指令を受けて悪いことをする。などのプロットにはまったく意味がない。

 SETHが乗り移る悪いユニソルにマイケル・ジェイ・ホワイト(『スポーン』の黒人の人)。ステロイド体系のゴツいユニソルとして、プロレスラーのビル・ゴールドバーグが出演している。このビル・ゴールドバーグのおかげで、このところ香港人脈とのつながりのせいでカンフー・スタイルが多くなっていたヴァン・ダム映画に、昔のスタローン映画のような「でかい男たちがあまり洗練されないスタイルで殴り合う」タイプのアクション・シーンが散見されるようになっていて、なかなか良かった。実は『ダブルチーム』のミッキー・ロークとの殴り合いもなかなか良いのである。一方、カラテ・スタイルのマイケル・ジェイ・ホワイトとの戦いは、ちょっと様式的すぎて軽かったかもしれない。

 ヒロインのハイジ・シャンツの出演作品のリストはなかなか凄く、『ボディ・ランゲージ』、『バーチュオシティ』、『セブン』、『アンダーワールド』『コレクター』『トゥルーマン・ショー』などなんだが、主役級はこれが初めてのようだ。リンゼイ・ワグナーのような1970年代ヘアカットと顔とボディー。

 出演時間は長くないが、キアナ・トムという名前のアジア系女性がそこそこ大きな役を演じていた。ハワイ出身のハワイ、アイルランド、中国人の混血のようだ。

2001/2/9

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