15ミニッツ

15 Minutes

John Herzfeld / Robert De Niro,Edward Burns,Oleg Taktarov / 2001

★★★

とっちらかっている

 ジョン・ハーツフェルド監督(『2 days トゥー・デイズ』)。

 名刑事のロバート・デ・ニーロと消防庁の調査員のエドワード・バーンズの「弟子もの」と、チェコ人のカレル・ローデンとロシア人のオレッグ・タクタロフの「コミカル悪人もの」を軸に、メディアの商業主義に対する批判やロマンスを盛り込んだ映画。『2 days トゥー・デイズ』のようにバラバラのスレッドが交わるというようなものではなく、1つの一貫性のある物語として提示されており、うまくまとまっている気がぜんぜんしない。映画の本筋が終わってからさらに30分ぐらい続いたという印象がある。

 エドワード・バーンズは他人の映画に出ると大根に見える。本作の掘り出し物は、チェコ映画にかなり出演しているカレル・ローデンとUFCの格闘家オレッグ・タクタロフのコンビで、特に俳優としては素人のはずのタクタロフがバカなロシア人を演じて非常にかっこいい。この2人に比べると、ロバート・デ・ニーロとエドワード・バーンズの2人がほんとにつまらなく見える。ヒロインというほどでもないヴェラ・ファミーガは、『オータム・イン・ニューヨーク』のねっとりした視線の人だが、そう言われないとわからないほど化けている。

2002/4/4

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