クローン・トゥ・キル

Morderischer Doppelganger - Mich gibt's zweimal

Jorg Grunler / Uwe Bohm,Stefan Kurt,Marie-Lou Sellem / 2000

安易なクローンもの

 ドイツのTVムービー。監督のヨルグ・グリューンラーはTV専門の人のようだ。邦題は「クローン・トゥ・キル」だが、英語タイトルは"Cloned to Kill"となっている。原題の"Mordrischer Doppelganger - Mich gibt's zweimal"(最初の単語の"o"と2つ目の単語の"a"にウムラウト)は「殺人鬼のドッペルゲンガー - 私が2人いる」という情けないもの。

 警備会社に勤める主人公は、脳腫瘍と診断され、クローンの製造に同意する。そのクローンを作った怪しげな医療組織は、実はクローンを利用して政治家の暗殺を企んでいた。殺される前にかろうじて逃走した主人公は、その医療組織と自分のクローンの陰謀を阻止しようとする。というまあP・K・ディック風の話。

 『シックス・デイ』が傑作に思えてしまうような駄作であった。予算がないせいで、舞台を近未来に設定することすら怠っている。でも、それ以前の問題が多すぎる。

2002/4/30

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