アメリカン・ショート・ショート2000スペシャルセレクション

アメリカン・ショート・ショート2000スペシャルセレクション

Various / Various / 2000

つまらないものが多い

 2000年度のアメリカン・ショート・ショート・フィルムフェスティバル(ASSFF)のエントリー作品を収録した『アメリカン・ショート・ショート2000 スペシャル・セレクション』というDVDのなかの、『Glad Rags to Riches』『More』『Herd』以外の作品をまとめて紹介する。

 "Tulip" (1998)。IMDB。女優のレイチェル・グリフィスの初監督作品。妻に先立たれた老人の生活を描く。映像はきれいだけれども、編集があまりにも通俗的なので、短編映画であるにもかかわらず途中で見るのをやめてしまった。この人は、長編には手を出さないほうがよさそうだ。

 "Snow Pea & Tofu"。セル・アニメーション。エンドウ豆と豆腐が、ベジタリアンのレストランで食べられそうになり、逃走する。捻りのないオチで拍子抜け。

 "Mass Transit"。カップルに浮浪者がいきなり銃をつきつける。質の悪い映像と、頭悪そうな展開とオチ。

 "Red Ribbon" (1998)。Elisabeth Lochen監督。IMDB。第二次世界大戦期のドイツで、女性を妊娠させる仕事を割り当てられた男の苦悩を描く。プロダクションの質は高いが、バカバカしいオチ。

 "The Light of Darkness" (1998)。Michael Cargile監督。IMDB。これがこの映画祭のアワード受賞作品なのだが……。誰だこれを選んだのは! 故障した車に閉じこめられた白人女性を、黒人男性が襲う。頭悪そうな展開とオチ。

 "Desserts" (1998)。Jeff Stark監督。IMDB。ベルリン国際映画祭・銀熊賞をとった招待作品ということらしいが、捻りも工夫のない作品だ。ユアン・マクレガーが出演している。

 全体的に「短編なんだから、何か工夫しろよ!」と言いたくなるものばかりだった。この手のものを長く見ていないということもあって、こちらの耐性が低下していたのかもしれない。

2002/6/9

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