ブレス・ザ・チャイルド

Bless the Child

Chuck Russell / Kim Basinger,Jimmy Smits,Holliston Coleman,Rufus Sewell,Angela Bettis,Christina Ricci / 2000

★★

ポテンシャルはあったものの

 監督のチャック・ラッセルはロジャー・コーマン組出身。『ブロブ/宇宙からの不明物体』(1988)、『マスク』(1994)などの佳作があるが、『イレイザー』(1996)で失速。『ブラック・ラン』の製作に関わっているようだ。本作の後に『スコーピオン・キング』(2002)がある。

 キム・ベイシンガー主演のオカルトもの。地味でしっとりした感じの作品を予定していたのだろうが、たしかに地味になっていた。妹のアンジェラ・ベティス(『17歳のカルテ』で患者の1人を演じていた人)が預けていった子が、何か重要な日に生まれていて、悪魔崇拝のグループから狙われる。その親玉にルーファス・シーウェル。善玉の刑事にジミー・スミッツ。悪いグループから抜けようとして殺される女にクリスティーナ・リッチ。

 面白くなってもよさそうな話なのだが、たぶん脚本の段階での練り不足のせいで、意外な展開がほとんどない。たぶんそうなるだろうなと思ったような出来事が淡々と起こるだけである。役者たちは与えられた役を過不足なく演じているが、その枠を超える瞬間もまったくない。うーむ、何なんだろうな。

2002/9/30

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