プリティ・プリンセス

Princess Diaries, The

Garry Marshall / Julie Andrews,Anne Hathaway,Hector Elizondo,Heather Matarazzo / 2001

★★★

ウェルメイド、というわけにはいかないが

 ゲイリー・マーシャル監督作品(『カーラの結婚宣言』『プリティ・ブライド』)。

 ジュリア・ロバーツのいまを作ったのはこの俺だ、という主張するための映画である。新人のアン・ハサウェイは、ジュリア・ロバーツの顎のあたりを直した少女版という感じがするが、現実のジュリア・ロバーツは初期の頃はずっとゴツかった(『ミスティック・ピザ』(1988)などを参照)。

 可もなく不可もない出来のコメディではあるが、細かいところでのギャグ(セリフと視覚的ギャグの両方)のセンスが良く、安心して見ていられる。女王のジュリー・アンドリュース、保安局長のヘクター・エリゾンド、母親のキャロライン・グッドオール、ロマンスの本命となるロバート・シュワルツマンなどが安定。副校長を演じるサンドラ・オーはコリア系カナダ人で、ちょっとアジアっぽいコミカルな演技をアメリカ映画にうまく適合させている。今後注目。

 あと、これを書くと変人と言われるかもしれないが、アン・ハサウェイの親友を演じているヘザー・マタラッツォ(『ガールズ・ルール! 100%おんなのこ主義』)がキュートであった。「きれいな主人公のブスな友人役」の常連になったかもしれないルックスで、ぎりぎりのところでチャーミングな側を歩いている。今後注目。

2002/10/10

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