パイソン2

Pythons 2

L. A. McConnell / William Zabka,Dana Ashbrook,Simmone Mackinnon / 2002

★★

面白い趣向だが

 監督のリー・マコネルはこれが初監督作品。UFO作品。『パイソン』の続編。

 このところ、アメリカの一部のB級映画はロシア人を使って作られることが多くなりつつあるが(たとえば、「世界各国からニューヨークに集まってきた子供たち」が全員ロシア人だった『オクトパスIN N.Y.』の項を参照)、本作は居直ってしまって、舞台をロシアに設定し、実際にロシアで撮影を行っている。ただし、例によって物語の多くは地下で進行し、『パニック・イン・ザ・ダーク』(深海)、『アイスランド』(南極)などのセットを使い回ししている気配が濃厚。

 前作で、アメリカ政府が秘密裡に開発していたという設定だった巨大なヘビが、なぜかロシアの山奥にいる。それがまあいろんなことがあって、たぶんチェチェンと思われる場所にあるロシア軍の地下施設内で暴れる。これを、CIAのチームと民間人の夫婦がやっつける。クライマックスは、米軍の爆撃機が施設を吹っ飛ばす前に脱出できるか、というものなんだが、その爆撃シーンのチャチさにはかなり驚かせてもらった。

 本作には1つだけ面白い趣向がある。前作で善玉の警官として出ていたウィリアム・ザブカが、本作ではCIAのエージェントになっていて、ストーリー上、悪役を演じているのである。アイデアとしては良い。

2002/10/22

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