翼をください

Lost and Delirious

Lea Pool / Piper Perabo,Jessica Pare,Mischa Barton / 2001

★★

うっとうしい

 監督のレア・プールは、カナダでフランス語映画を多く作っている人のようだ。本作は、カナダでの実話をベースにした小説の映画化。女子寄宿学校を舞台にした同性愛嫉妬ドラマである。

 申し訳ないが、本作は途中を飛ばしながら見た。女学生の下手な芝居を見せられているようでつらかったのである。言いたいことはわかるけど、もうちょっと工夫できないものかと思ったが、作者がこれでいいと考えているのは確実。レア・プールは1950年生まれのオバサンだが、アーティスティックな方面での精神年齢は、女子校の学園祭で演じられる舞台の監督をしている女子高生と同じであると言っておこう。

 同性愛の関係にあるパイパー・ペラーボ(『コヨーテ・アグリー』)とジェシカ・パレの部屋に、ミーシャ・バートンが新しくやってくる。これで三角関係になるんだったら面白かったかもしれないのだが、傷ついたタカの世話をしたり、フェンシングの立ち回りがあったりと、乙女チックな女子寄宿学校ものファンタジーそのまんまのエピソードが続出し、最後にパイパー・ペラーボが飛び降り自殺をすると、誰も助けに駆け寄らない。

2002/12/13

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