噛む女

Double Cross

Michael Keusch / Patrick Bergin,Jennifer Tilly,Kelly Preston / 1994

★★

どうも緊迫感に欠ける魔性の女もの

 監督のマイケル・ケウシュ(Michael Keusch)はドイツ人かもしれないので、その場合にはミヒャエル・コイシュ。ドイツでTVムービーをたくさん撮っているようだ。パトリック・バーギンが悪女、ケリー・プレストンに振り回される。ジェニファー・ティリーはパトリック・バーギンにまとわりつく可愛い女。

 悪女ものは、最近では『パルメット』を思い出すが、あちらと比べると、やはりフォルカー・シュレンドルフが細かいところで優れていることがわかる。実際のところ、この2本の映画には共通する点がたくさんある。監督がドイツ人(またはドイツ系)。悪女をケリー・プレストンとエリザベス・シューは同じニッチの女優だし、顔だちも似ている(個人的な印象では、エリザベス・シューがケリー・プレストンに似てきた)。悪女でない女は、ジェニファー・ティリーとジーナ・ガーションの『バウンド』のコンビ。

 ジェニファー・ティリーは胸の大きさも含めたメラニー・グリフィスの小型版という感じがする。この映画ではちょっとかわいそう。ケリー・プレストンの裸が映るけれども、顔が出てないところはぜんぶ代役だろう。

1999/11/21

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