アニマルマン

Animal,The

Luke Greenfield / Rob Schneider,Coleen Haskel,John C. McGinley / 2001

★★★★

意外な佳作

 監督のルーク・グリーンフィールドはこれが長篇第一作。アダム・サンドラーがエグゼクティブ・プロデューサー、ロブ・シュナイダーが脚本・主演と、『デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?』と同じ組み合わせである。

 交通事故に遭ったロブ・シュナイダーがさまざまな動物の内臓を移植され、それらの動物の性質を身につけてしまうというコメディ。この時代に「遺伝子を操作されて……」という設定でないところに男気を感じた。下ネタが多いわりには清潔感があるという点で『デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?』と似ている。本作で驚いたのは、ロブ・シュナイダーにフィジカル・コメディの才能があることだった。彼はさまざまな状況でいろんな動物の「本能」に駆られるわけだが、その動物の物まねが上手なのである。特に四つ足で走るところや、アシカのように水に飛び込む場面に驚嘆した。

 コメディとして必ずしも大成功しているわけではないものの、大きな失敗もしていない。ロブ・シュナイダーの好演があって、楽しく見られる映画になっている。いままでこの人にはあまり注意を払っていなかったのだが、今後は注目しようと思う。

2003/5/28

IMDBの該当ページへ

検索ページへ 目次へ 前へ 次へ