mp3.com鑑賞メモ



このページではmp3.comに掲載されている音楽を紹介します。あまり音楽を聴いたことのない友人のためのガイドのつもりですが、書いている当人はぜんぜん音楽マニアでないので浅いです。あくまでも「あまり音楽を聴いたことのない」人向けです。

ここで紹介するのは、「たまたま私がダウンロードしたもの」です。気が向いたときにエントリを追加していく予定ですが、探すのはとても疲れる。なんか自分の保守性を見せつけられるようでつらいというのもあります。

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1999/10/31

MARYANN PRICE。Jazz Vocal。
"Angel Eyes"、"The Apology"、"Boogie Woogie Blue Plate"、"The Way I Feel About You"
白人女性ジャズ・ヴォーカル。このていどに歌える人はきっと山ほどいるのでしょうから、あとはひたすら好みの問題だと思いますが、私はかなり気に入りました。彼女のテクニックを見るにはライブ音源の"Angel Eyes"がいいけれども、アップテンポの楽しい"Boogie Woogie Blue Plate"や、ポップスっぽい"The Way I Feel About You"などもあります。
こういうのがもっと聴きたかったら、レコード屋の「ジャズ」の「ヴォーカル」のところへ行って白人女性を探します。古そうなのから入るといいと思います。

Beston。Alternative Hip Hop。
"Falling In Love Again"、"Your Dark Disquise"、"Parable I: Dragon"
Alternative Hip Hopというところに分類されているけれども、これは挑戦的な主張なんだろうと思います。一人でいくつも楽器を演奏して、何でも自分の好きなものをぶちこんで、シンプルなヴォーカルを乗せるというもの。こういうのは「小賢しいことをしやがって」という感想を抱かせることが多いのだけど、許容範囲でした。"Falling In Love Again"という曲が聴きやすいですが、"Parable I: Dragon"が刺激的。この先どうするんだろうという疑問はつきまとうけど。
こういうのがもっと聴きたかったら、"Similar Artists"に載ってるBeckという人のアルバムを買いましょう。あまり勧めませんが。

Civil Defiance。Thrash/Speed Metal。
"Circus Of Fear"、"Under The Volcano"、"Days Of Rain"
このバンドのページには、Thrash/Speed Metal、Rock、Progressive Metalというそれぞれ異なるジャンルに分類された3曲が載っています。器用貧乏なところに好感が持てます。いずれもなかなか刺激的ですが、「曲」に仕上がっていないデモ・テープという感じか。Progressive Metalの"Days Of Rain"のプログレっぽさはいい感じですが、Thrash/Speed Metalに分類されている"Circus Of Fear"がスラッシュ・メタルというジャンルとしてはけっこう気に入りました。
こういうのは私もつねづね探していますが、なかなかこれはというものが見つかりません。器用貧乏という流れではThought Industryというバンドがあったんだけどどうなっているんだろうか。

MOKE。Rock。
"Water (Acoustic Version)"、"Wheel In Motion"、"Down"、"Down (Acoustic Version)"、"Wrong (Acoustic Version)"
紹介文には"Blues meets metal with hip-hop and prog-rock"とありますが、そういうのと関係ないところで普通に楽しめました。曲が良く、歌がうまいブルース・ロック。"Down (Acoustic Version)"と"Down"と続けて聴くと、歌の良さを壊さないように音が追加されていることがわかります。mp3.comで聴くにはちょっと出来上がりすぎかも。
"Similar Artists"に載ってるのはどれもちょっと違う。ブルース・ロックの入った1990年代のオルタナティブ・ロックとか探すと似た感じのが見つかるかもしれないけど、そう言われてもわかんないですよね。

doctor。Alternative General。
"kiss me"、"madhu"、"hit"
Alternative Generalというのは、要するに分類できなかったけど何か新しいということでしょう。双子の兄弟がヴォーカルをやっているという珍しさに惹かれてダウンロードしました。"kiss me"が一番良いけど、ヴォーカル以外のパートが洗練されていないのがもったいない。他の2曲は、うーむ。
よくわからないけれども、双子といえばやはりザ・ピーナッツでしょうか。

Moe's Kitchen。Funk。
"Life Is Funky"、"Groove Takes Over"、"Nature Wins Again"、"But I Want You"、"What Goes Around Gets Around"、"Livin' For The Party"、"Don't Need That Thing"、"When You Touch Me"、"Going To The Other Side"
イージー・リスニング系ファンク。とりあえずお勧めは"Life Is Funky"(というか、ダウンロードしたのはこれだけ)。気持ちよいけど、聴いているうちに何ともいえぬ空虚感に苛まれるという問題があります。そういえばJamiroquoiは嫌いなんだっけ?
こういうのは工業的製作物ですから、メインストリームのものの方が明らかに良い。ちょっと古いけど、Steely Danというバンドかな。

TreibsanD。Hard Core Metal。
"Kriegsspiele"、"Schatten"、"Zweimal"、"Tr舅en"
ドイツのバンドで、ドイツ語で歌っているということに興味を抱いてダウンロードしてみました。チャートの上の方に載っている典型的な「ハード・コア・メタル」と比べると、ヘビメタと、その前のロックの形が残っている感じで面白い。というか、これってハード・コアじゃなくて単なるバカ・ヘビメタだ。全体的に楽天的で前向きな感じで気に入ったけど、実はコミック・バンドかも。何度か大笑いしました。全部お勧め。
こういうのを探そうと思うと、恐ろしいゴミの山に分け入っていかなくてはならなくなります。

defunct。Hard Core Metal。
"Bonafide"、"Skank"、"Wow Bow Bow"、"Drug"、"Torn"
ヴォーカルがラップで、バックはファンクっぽいメタル。Rap Metalと呼ばれることもある。こういうのはいっぱいありますが、大物になると工業製作物になりがちなので(特にバックの演奏が様式美を目指してしまう)、こういう荒っぽい段階のが一番いいのかもしれないなあと思いました。ヴォーカルも素直だし、演奏は下手だけど勢いがある。どれも似た感じ。
これは確立されたジャンルとして大いに流行っています。レコード屋さんに行って「ヘビメタ」の「ハードコア」という棚があるかどうかを探しましょう。「ラップ」の棚にはありません。

Lolita。Jazz、Art Rock。
"For Petra (Petri)"、"Friday 27th"、"Izi is cool"、"Pik pok"
スロヴェニアのバンド。ある種のファンク・プログレ寄りのジャズ。前衛的でなく、安心して聴ける。個人的には、これにもうちょっとフリー・ジャズが入っているとぴったりとツボにはまるんだが、いやぁこれは楽しいわ。CDを買ってしまいそう。全部お勧めだけど、"Pik pok"が楽しい。
プログレ寄りだとX-Legged Sallyというのが入手しやすいんですが、ジャズ・ロック・プロパーの方だといっぱいあって大変そう。

Pseudopod。Rock、Funk。
"Shrinks"、"MusicMaker"(Live)、"C the Killer Clown"、"Better Part or Me"(Live)
聴きやすいファンク寄りロック。まだ練りきれていないという感じがするけど、"C the Killer Clown"はけっこういい感じだった。
これは工業製作物の、歌謡曲なんだなという結論。どれだけ編曲がよくて、ヴォーカルがうまいかということか。

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