mp3.com鑑賞メモ: 第2回



1999/11/7

Hotrod Otis。Rock、Funk。
"Butterfly"、"Honeymelon Vishnu"、"Grounded"、"Salmonella Slide"、"Welcome to the Monkey House"
ファンク・ロック。何か細かいリズムに「あれっ?」とか思わせるバンドですが、聴きやすくて気に入りました。紹介文に"radio friendly unique style"とあるけれども、細かいことをとやかく言わずにノリノリで楽しむもんなんでしょう。全体的にあまり洗練されていない感じが面白い。というのも、このジャンル、どうしても洗練の方に走るから。どの曲も楽しいが、明るい"Butterfly"あたりがいいか。

6 West。Rock、Funk。
"Sleepwalking"、"Cooties"、"Circus Freak"、"Intro"
かなりレベルの高いファンク・ロック。Faith No Moreという、それほど人気の高くない中堅オルタナ・ロック・バンドがあったのですが、そのMike Pattonに似た感じの実力派ヴォーカリスト。ヴォーカリストが有能なんで、それだけ曲の構成にも実験ができるということか。どれも良いけど、ヒップ・ホップと変拍子をくっつけた"Circus Freak"が野心的。

Death & Taxe$。Progressive Metal。
"Diet of Worms"、"Human Fly"、"Instrumental with Words"、"Cyberpunks from the Galactic Core"、"Munchkins From Hell"、"Paper Thoughts"、"Fighting The Bromides"、"Genuflecting Derelict"、"Man Machine"、"Swirling Serling's Bargain Matinee"、"Sexual Intellectual"、"Obstreperous Auguries"、"Acid Bath"
ごく普通の意味で「プログレ」。何でもできる器用貧乏だが、どれも安心して聴ける。逆に言うと、どれもどこかで聴いた感じがするということなんだが。非常に広いジャンルをカバーしているので(構想を重視した古典的プログレ、変拍子ジャズ・ロック、スラッシュ系プログレ・メタルなどなど)、全部ダウンロードして聴く価値あり。

Nanochrist。Industrial Metal。
"Cloisterbot: Part 4"、"I, Robot (Radio Edit)"、"940.547'243"、"Die, Tribute Band, Die"
インダストリアルなメタル。この分野、いろいろ探してみたけれども、メインストリームのレベルに届いているものが見つからない。このNanochristは聴いてみたものなかでもましな方でした。このジャンルは工業製作物なのかもしれない。こういうのが気に入ったら、素直にレコード屋に行ってFear FactoryとかMinistryのアルバムを買いましょう。

WarHorse。Doom Metal。
"Hymn I - On Your Knees"、"Hymn II - Thy Cup Runneth Over"、"Death's Bride - Demo Version"、"Lysergic Communion - Demo Version"
ドゥーム・メタルと呼ばれているもの。このジャンル、ひどいものは泣きたくなるほどひどいけれども、このWarHorseはかなり気を使って曲を作っているみたいで、ドゥーム・メタルに分類するのはもったいない気がする。これは拾い物でした。ぜんぶ長い曲だけど、どれを最初にダウンロードしても中身は同じ。

Jeff Tamelier。Funk。
"Scarecrow"、"E & J Fourway"、"Thats Just The Way It Goes"
すでにギタリストとして地位を確立している人のソロ・プロジェクトのようです。後の2曲は一部分しか入っていません。非常に安定しているけれども、これだったらJeff Beckを聴いていた方がましという気がしないでもない。まあ、"Scarecrow"はとてもよくできています。

Sharon Beavers。Country。
"Kentucky Lake"、"What's A Little More Rain"、"I've Given Up"、"We Believe In Kentucky"
カントリー女性ヴォーカル。いくつか聴いてみたなかで一番まともそうなものをダウンロードしてみました。あまりクドくないように上品に歌っています。

Burl Jives。Funk。
"The Professor"、Mitzy Rhone"、"Mighty Aphrodite"
非常に粗削りなアシッド・ジャズ寄りファンク。決して上手ではないけれども、微妙な脱力感に魅力を感じました。メタル系の人がファンク・ロックをやると、どうしてもかっちりした音楽になるという気がするんだけど、このBurl Jivesにはいい意味でのいい加減さがあるかも。

Darkwater。Metalcore。
"About The Flesh"、"Keep Pushin'"、"Payback"
あまりうまくない(というか、いっそ下手な)標準的なハードコア・メタルですが、ヴォーカルにKORNタイプとデス声の両方を持ってきているところが面白いかな、と。ラップ・メタルで複数のヴォーカルがいるとき、声質が同じだとつらいもんで。

Disembodied。Metalcore。
"Stigma"
メタルコアとは言っているが、とても素直な作りで、私が好きな頃のPanteraに似ている感じ。安心して聴けます。で、Panteraのギターって凄いんだなと再確認。

the Dillinger Escape Plan。Metalcore。
"43% Burnt"
この分野、そこそこ耐性ができていると思っていたが、これにはさすがに大笑いしました。デス声のヴォーカルを、フリージャズにおけるサックスのように使うという発想か? フェードアウトで終わるというところまで含めて徹底的にバカ。このジャンルでは、メインストリームのものも含めて極北と言えるのではないかと思います。The Pop Groupにあやかって、The Metal Groupというバンド名をつけてもよさそうな。

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